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緑小学校

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緑小学校の詳細情報

所在地 東京都墨田区緑2丁目12-12 MAP
交通 総武線 両国駅
都営新宿線 菊川駅
都営大江戸線 森下駅
大島秀男の画像大島秀男
本校は明治45年4月に開校しました。開校当時の木造校舎は、大正12年9月の関東大震災で全焼しましたが、昭和4年に当時としては珍しい鉄筋3階建ての校舎になりました。その校舎は、昭和20年3月の東京大空襲の際に講堂は焼失しましたが、千人を超える近隣住民のバケツリレーによる消火で類焼をまぬがれ、昭和61年3月まで使われました。仮校舎は、現在の東京江戸博物館の所に建てられました。
  現在の校舎は、昭和62年8月の竣工されました。緑小学校の名にふさわしい落ち着いた緑色の外壁、南面にはベランダ、屋上には「屋上庭園・芝屋上」があります。正門を入った右手には地域・同窓会・PTAが造営された「日本庭園・枯山水」があり、緑であふれています。また、東京大空襲が扱われ映画化もされた「ガラスのうさぎ」の著者、高木敏子さんの母校でもあります。卒業生は13,642名を数え、夏には緑連合町会主催の盆踊りを校庭にやぐらを立て盛大に行われます。現在の児童数は411名で、3代目4代目の子どもたちが通う伝統ある学校です。
  平成26・27年度は墨田区教育委員会研究協力校の指定を受け、「意欲的に自分の思いや考えを表現できる子どもの育成~交流しながら書く活動を通して~」をテーマに、「交流しながら」を読み合い・書き合い・話し合いと捉えて研究を進めています。

  大正の終わりから昭和の初めにかけて、沢山の詩を残した金子みすゞさんの詩に「はちと神さま」という詩があります。
  はちはお花のなかに/お花はお庭のなかに/お庭は土べいのなかに/土べいは町のなかに/町は日本のなかに/日本は世界のなかに/世界は神さまのなかに/そうしてそうして/神さまは小っちゃなはちのなかに
  小さなハチから、次々とそれを包み込む大きなものへ発展し、とうとう神さままでいって、その神さまがなんと初めの小さなハチの中にいるというのです。ハチは花から花へと飛び回り、花粉を運んで花を実らせます。だれの指図でもありません。でも結果として多くの花を実らせるという役割を果たしています。ハチとして生きているだけで、ハチも知らない大きな役割を果たしているのです。となると、ハチの中の神さまがそうさせている、と思えるのです。生き物には、みな神さまが宿っていて、知らず知らずのうちにそれぞれの役割を果たしていると思います。
  子どもたち一人ひとりも、何らかの役割を担ってこの世に生まれてきました。そして、ハチの中に神さまがいるように、子どもたち一人ひとりの中にも神さまが宿っていると思います。子どもたちに、それぞれ自分の体の中に神さまが宿っている、と言ったら驚きます。「そんなわけないよ。」と言って嘘だと思う子もいれば、もしかしたら神さまがいるかもしれないと思う子もいます。もしかしたらと思える子どもを育みたいと思います。
  本校の教育目標「やさしい子、かんがえる子、たくましい子」、第一が「やさしい子」です。「自分が他人からしてほしいことを他人にしてあげる、自分がしてほしくないことは他人にはしない優しい神さま」です。この優しい神さまは、未来のどんな世の中においても一番大切な神さまになると思います。子どもたち一人ひとりの中には、いろいろな神さまが宿っています。大人は、目の前の子どもの中に宿っている様々な神さまを見つけて、その時々のその子どもにしかできない何らかの役割を果たすお手伝いができたらよいと考えます。

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